■多汗症治療のための手術(2)〜交感神経切除手術〜
手のひらの多汗症はとくに精神性のもの交感神経優位
状態が症状の要因になっていることが強く疑われます。
そのような症状に対して有効な手段として交感神経
切除手術というものがあります。
手のひらや足の裏は、基本的に超音波治療が
行えません。ほかに有効な治療法がない場合には、
交感神経切除手術が選択されるケースも多いようです。
手術は30分程度で済む場合が多いようです。
そのため日帰りで対応できる病院がほとんどです。
具体的には、手のひらの場合はわきの下を切開して、
胸部交感神経を切除します。足の裏の多汗症の場合は、
腰椎の交感神経を切除します。手術痕はさほど目立
たないとされています。ほかの病気の時間のかかる
手術よりは、だいぶ患者の受ける負担やリスクは
少ないといえるかもしれません。
ただし油断は禁物です。神経を切除するので、術後は
手や足が乾きすぎる、荒れやすくなるといった症状に
悩まされる場合もあります。また、人間に備わって
いる防衛作用によって元の状態にもどそうとする力が
働き、代償性発汗が起こる場合もあります。安易な
決意で選択することのないようにしましょう。
事前に医師と十分な相談を重ね、また、自分自身で
手術と術後の副作用についてよく検討するべきかも
しれません。
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